ツーリングマシンとしてブイスト①
まず、ポジション。
またがると、ほぼ垂直もしくはごく軽い前傾姿勢となる上体で広めの幅のハンドルを握ります。首とか腰とか体の一部に負担がかかることなくごく自然にバイクと対話できそうです。膝や足首周辺もすっきりした造りになっていてグリップもしやすいですね。長距離走行も何のその。
ただ一点気になるのは座面とステップの距離。元愛車のエフロクと比べて膝の曲がりが窮屈なのです。まあ慣れの問題かも知れませんが、純正オプションのハイシート(2cmアップ)もぜひ試してみたいものです。
次に、シート。
性能には関係ありませんが、まずデザインがいいですね。KATANAのシートを彷彿させる(?)バックスキン調の表皮とV-Stormのロゴ。そして赤いステッチ。SUZUKIのデザインとは思えません。
そして本題の座り心地。不思議です。購入後300kmくらいは尻に軽い痛みを感じたのですが、それ以降は痛みは無くなり先日も走行500kmの日帰りツーリングで全く痛み知らずでした。シートが馴染んだのか、尻が馴染んだのか、体全体がブイストのポジションに馴染んだのか。
適度な幅と固すぎず柔らかすぎずのクッションが秀逸です。
それから、スクリーンがいいです。
一般道から高速道路の巡航まで顔から下の上半身はほぼ無風状態です。長距離走った時の疲労度がかなり違うと感じます。欲を言えば頭のてっぺんまで風が避けてくれるともっと快適ですかね。
それから、ヘルメットのシールドが汚れないというオマケ付き。前回の北海道5日間でもシールドに激突死してこびりついた虫の体液を拭き取るという煩わしい作業がほとんど必要ありませんでした。これにはビックリ!快適!ウエットティッシュもいらない!
ただし、当然その分スクリーンは汚れますが・・・。
つづく・・・。
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コメント
おっしゃる通りですね。
僕は、ローシートなので余計に窮屈感はありますが、尻痛に関しては納車後一度もないです。
広過ぎず・・・狭すぎず・・・適度な硬さと柔らかさ。
ブレーキング時の前ズレもほぼないし、加工なんかの必要はないと思います。
けん
2015/09/09 URL 編集返信上体が立つポジションのバイクは尻が痛くなりやすいと思うのですが、Vストロームはその点優秀ですよね。それに、おっしゃる通りバックスキン調のせいで滑りもなくてお尻が落ち着きます。
ただ、とってもいいシートですが、ひょっとして汚れやすいのでは?と心配しています。
イトッチャン
2015/09/09 URL 編集返信