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発知のヒガンザクラと綾戸トンネル(4/7)

発知のヒガンザクラと綾戸トンネル(4/7)

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関越自動車道を赤城ICで降り、赤城西麓広域農道を北上。

沿道にはコブシや桜など様々な花がが咲き乱れ、まさに百花繚乱といったところ。






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上州武尊山を眺めながら、悠々と泳ぐ鯉の群れ。






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広域農道から利根沼田望郷ラインとつないで走り、本日の目的地はここ。



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発知のヒガンザクラ。

青空が背景とならなかったのは残念ですが、花そのものはほぼ満開で、見事に咲き誇っています。

大きさ・立姿・枝ぶり・周囲の景観、どれも素晴らしいですね~。
推定樹齢400年だそうですので、関ヶ原の戦いの頃に植えられたということになりますか。









帰路はR17をのんびりと。

途中、綾戸の峡谷。

いつもは特に何ていうことも無く通過してしまうのですが、今回は停車してしげしげと観察しました。というのも、平沼義之さんの「山さ行がねが」でこの道の歴史・ドラマが詳しく紹介されていたのを読んだからです。


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よくよく見てみれば・・・よくもまあこんな厳しい条件のところに道を通したものだと感心させられます。


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綾戸は清水街道の難所中の難所。

子持山と赤城山に挟まれた谷を利根川が削り取り、御覧の通りの峡谷が造り出されました。特に右岸は垂直に近い岩壁が100mほどそびえたち、道を付けることを頑なに拒んでいるようです。

「山さ・・・」によれば、時代によって道は右岸に付けられたり左岸に付けられたり紆余曲折があったようで、それぞれ難しさがあるようですが、現在は右岸に国道が付けられています。



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特にこの部分。

児子(ちご)岩と言うそうです。ここが核心部。

対岸から見ると、現代の土木技術をもってしても、かなり強引な方法で道路を通しているのが一目瞭然。

地表すれすれのトンネル、桟橋のように崖にはみ出した道、分厚いロックシェッド、岩盤に施された無数の武骨な補強、上部全面を覆う落石防止ネット、変位測定用センサー・・・。平沼さんの言葉、「・・・フランケンシュタインの怪物を思った。」はまさに言い得て妙です。






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数百メートル下流に行くと、実は左岸も絶壁で囲まれてしまうのです。


綾戸を巡る道の変遷、道の歴史とドラマが「山さ・・・」には詳細にレポートされています。






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この記事に限らず、廃道探索「山さ行がねが」(平沼義之著)には、道について実に興味深い内容が盛りだくさんの本です。(WEBでもありますが、じっくり読めるという点では、やはり書籍でしょう。)

廃道を探索するというテーマ、困難や危険に立ち向かう著者の執念、そして全編を彩る豊かで奥深い言葉・表現。初めて読んだとき、私は軽いカルチャーショックを受けました。



さて、渋川からは関越自動車道の側道を経由して帰宅。

走行約150km。帰宅時オドメーター、32040km。


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~ Comment ~

NoTitle

こんばんは

色々と勉強になりますね~
桜もその本も興味津々です・・・CBじゃ無理だけど
パジェロなら行けるかな・・・(^-^;

NoTitle

こんばんは、
お子様の大学進学おめでとうございます。

発知のヒガンザクラ、素晴らしいですね、
枝ぶりも力強い感じで魅力的です。いつかチャンスがあれば訪れたい・・・
綾戸の峡谷は何やら凄い道ですね、ここまでして道を通したパワーは尊敬します。

NoTitle

Rockyさん、こんばんは。
「山さ行がねが」、ぜひ読んでみてください。おすすめです。
廃道探索なので、ツーリングのガイドブック的な使い方はできませんが、
読み物として秀逸です。私的には、ここ数年読んだ本の中で、文句なしに一番です!

NoTitle

h37さん、こんばんは。
ありがとうございます。
h37さんは、お子さんが卒業なさったとのこと、おめでとうございます。
子どもは育ち、親は歳をとりますね~。
発知のヒガンザクラもなかなかですし、少し離れたところにある上発知の枝垂れ桜もまたいいですよ~。わに塚の桜がちょっとした観光地のようになってしまったのに比べ、こちらはまだひっそりしている分、風情が感じられるようです。
この季節にこちらへお越しの際にはぜひ寄ってみてください。
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